当院研修の魅力について

 日本医科大学付属病院は、明治43年に開院以来、「つくすこころ、信頼の医療」を掲げて、地域に根付いた医療を展開して参りました。また、その伝統とともに、本邦初の救命救急センターの設置から近年の地域がん診療拠点病院の指定等を通して、常に時代に応じた良質な医療を提供し続けてきました。さらに先進医療を提供する新病院の開院にあわせて、診療体制を大きく改善し、患者さんと家族の満足度のさらなる向上をめざす段階へと飛躍を目指しています。この改革は、同時に次世代の医療人を育てるための教育に絶好な場を提供しています。

 初期臨床研修必須化の目的は、研修に専念できる整備された環境のもとで、医師としての人格を涵養し、プライマリ・ケアの基本的診療能力を修得することです。また、新教育システムの最も大きな変化は問題解決型能力の養成と知識の偏重から技能・態度の重視であり、従来本院が目指してきたものです。さらに、医師としての人格形成や医療関連法規の遵守、医療安全の取り組み等、医療を行う上で必須の事項に関しても、「何よりも患者さんのために」システム化された医療管理体制による定期的教育・研修により研修期間中に修得できる体制が整っています。

 日本医科大学付属病院臨床研修センターでは、新たな診療体制とともに、病院全体のコミュニケーションの良さと、信頼に富む多くの指導医のもとで、それぞれの研修医が目指すキャリアパスの到達目標を達成できるよう、適切な研修プログラムを提供し続けて参ります。

院長 汲田 伸一郎

臨床研修の特徴

  • 日本医科大学付属四病院(2,230床)で研修可能

  • 豊富な臨床症例と充実した教育陣

  • メンターによるきめ細かい研修指導

  • 出身大学による格差をつけない自由な研修環境

  • 研修修了後は後期臨床研修へスムーズな進級

連携する日本医科大学の四病院

選択研修連携